健康を促進させる「マイオカイン」について

健康と運動の鍵とされる「マイオカイン」について解説

みなさんこんにちは!

桑名市にあるパーソナルジムLIBERENSSトレーナーの高濱です!

本日はテーマのマイオカインについて解説します。

マイオカインとは、筋肉から直接血中へ分泌されるホルモンの総称です。

代表的なマイオカイン

・IL-6

・BDNF

・SPARC

・イリシン

・アディポネクチン

マイオ(myo)=筋肉の、カイン(kine)=動作物質という意味で呼称した造語。

この物質らがそれぞれ分泌されることにて効果があり、

健康への手助けとなります。

・BDNF

BDNFは認知機能を高める効果があるとされています。

BDNFの血中濃度を高めれば認知症やうつ病の

予防・改善につながるとされています。

逆に認知症やうつ病の人はBDNFの血中濃度が低いと言われています。

・SPARC

SPARCはがん細胞の異常増殖を抑制する働きがあります。

いわゆる抗がん作用です。

特に大腸ガンでのがん細胞自死(アポトーシス)を促進するといわれています。

・IGF-1

IGF-1は筋トレをしている人には馴染み深いかもしれません。

細胞成長を促進させ筋合成を高めます。

つまり筋トレをする人にとっては味方中の味方ですね。

・IL-6

IL-6は体内の糖分の取り込みを促進し、

肝臓では脂肪の分解を助けます。

インスリンと似ているかもしれませんが、インスリンは脂肪まで蓄えてしまうわけですね。

・アディポネクチン

アディポネクチンは異常な脂質を分解促進する効果と

脳の記憶を司る神経「海馬」の神経新生を促進する効果があります。

認知機能の向上にも効果がるとされています。

これら多くの健康にとってのメリットがマイオカインにはあります。

逆にデメリットもご紹介します。

IGF-1は過剰分泌するとがんを誘発する可能性があります。

特に牛乳はIG F−1の分泌を促進する可能性があります。

もう一つがミオスタシチン

ミオスタチンは増え過ぎてしまうと筋肉の合成を抑制してしまいます。

そのため筋肉量自体の減少に繋がりかねないわけですね。

なのでマイオカインは全てが健康の味方ではないわけですが、

ほとんどは健康にとっていい効果があるので

積極的に運動してマイオカインの分泌を高めていきましょう!

このマイオカインは骨格筋を活動させることによって分泌されることがわかってきました。

執筆者:liberness